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生理学

body論

今日はホワイトデーだ。バイトへ行く前に渋谷のヒカリエに寄るのを忘れないようにしなければ…。 さて、世の中には「どうにもならないこと」というのが確実にある。どうにもならないことを無視して、自分に都合のいいように物事を運ぼうとしても、それはうま…

指の皺と私のこころ

湯船にずっと浸かっていると、指に皺ができてくる。その皺をぼんやりと見ていると、二つのことを考えさせられた。 一つは、自分の脳ではなく、生体全体の側から見たら、自分の悩みや喜びなどの精神的な問題と、今まさに刻まれつつある指の皺と、どっちが本質…

「機械的なものvs人間的なもの」の胡散臭さについて

【3315字 目安時間:7分】 (中国の食品工場の生産ラインの一部。出典:中国北京の食品工業:燕京ビール公司・三元食品公司;鳥飼行博研究室) 人間的なものと機械的なものが対比的に論じられることがよくある。いわく、 機械的なもの・・・方程式で表せる、硬…

世論の物理学は可能か

世論はどうやって決まるか 代議制民主主義が政治的意思決定のプロセスの基礎を担うようになって久しいが、その一方で「世論」(public opinion)がいかに形成され、変動し、政治や文化、経済、社会というサブシステムを介して特定の決断を下すに至るかという…

集団を支配する無意識

「集団がまずあって、個人というものがそこから分化して発生してきたという順序だと私は考えている」というようなことを以前の記事に書いた。しかし、今は「個人」(individual)というものが生まれた後の時代であるから、「個人から集団へ」という順序もあ…

社会の中に「うなり」はあるか

時系列上で、ある量が増えたり減ったりする「振動」を繰り返すことによって、そこにはあるリズムが生まれる。週に一度のドラマを例にすると、ドラマを見る日は1、見ない日は0である。なんらかの行動をするかしないかで考える場合には、1か0かという形で…

祭りをめぐる集合意識と個人の同質性

最近、木村敏さんの『時間と自己』(中公新書)を読んだ。もともと興味があった本ということで読み始めたのだが、近頃の関心である「大衆」や「集団と個人」というところとも関係する内容であることに気付かされた。 大衆については「多数決で正しいことを決…

道具の使用を禁止するというのはナンセンス

ある道具を巡って問題が起きた時に、その道具を使うことを禁止するという対応が取られることがある。最近こんな記事を見つけた。 生徒との私的LINE禁止 教諭5人免職で埼玉県:朝日新聞デジタル 生徒との私的LINE禁止 教諭5人免職で埼玉県:朝日新…

人工知能と社会科学の関係

人工知能(AI)についての動画を見た。 動画の後半で、人工知能について考えることを通じて、人間は自分たちがどんなルールに基づいて生活しているのかについて反省する機会を得ることができる、再考を迫られる、そういう側面があるというようなことについて…

タンパク質と脳はどちらが賢いか

(画像はthe traveling salesman problem challenge for cheeseheads | Punk Rock Operations Researchより引用) 「P≠NP問題」というのがある。「NP問題」というのはNon-Polynomial(非多項式)、つまりある多項式で表される時間以内では多くの解答の候補の…

理屈のような物語と、物語のような理屈

漠然と考えていたことについてのツイートから話を始めようと思う。 アナロジーということについて、最近ふと気付いたこと。日常的なことをアナロジーとして科学の事柄を説明するのは抵抗ないけど、科学的な知見をアナロジーとして日常のことを説明するのには…

言葉やイメージを使わずに何かを達成するということ

(Why copywriters should love network science | Online Ventures Groupより転載) 近頃この辺のテーマについて考える時間が増えている。 先日の記事で紹介したハキリアリ、モジホコリ、ニューロンなど、それ自体はしごく単純なものが、とんでもないことを…

自分の中で、自分について「見えているところ」と「見えていないところ」

(画像は葉酸補酵素結合型ヒトTタンパク質の立体構造と、高グリシン血症で同定された変異部位。以下のサイトより転載:http://www.spring8.or.jp/ja/news_publications/press_release/2005/050708/) 自分の意志で何かを決めるというとき、或いはなんとなく…

人やコンピュータでなく、ネットワークに問題を解決させるということ

ジェフ・スティベル『ブレークポイント』を読み進めていて、もう少しで終わり…というところまでやってきた。英語の方でどんな単語が使われているのか気になるので、近々英語でも読んでみようとも思った。 「第11章 結び シロアリ 絶滅」で、「ハキリアリ」(…

記憶

この動画(※オリジナルの映像は1982年のもの)を時間を置いて繰り返し見ている。何度観ても飽きることがない面白さ。 小説家の安部公房さんと分子生物学者の渡邊格さんの対談。 安部公房 ・渡邊格 対談完全版 - YouTube この動画を観ていて考えること・テー…

主語を変えること

「無生物主語」という概念がある。「その事故は彼女を悲しませた。」というアレである。「主語はいつも人間だ」と思っているととんだところで足下を掬われるかもしれない、いや既に掬われてしまっているかもしれない、今回はそんな話である。 まずはこの文か…

炭水化物とコンビニと、データ解析

炭水化物とコンビニと、データ解析について、お互いに関連のなさそうな三者ではあるが、自分の頭の中ではまとまっている、そんなことを書いてみようと思う。文章という形式でもうまくまとまるといいのだが・・・。 まずは炭水化物から。本も紹介しつつ。 こ…

かつて自分がいた場所に、今いるその人

この記事は多くの記事のひとつであるにとどまらず、他のいくつもの投稿とのネットワークの中で「ハブ」として機能することになるんだろうな…。 0. 回想から #心理 #日常 なんとなく落ち着かなくて、やるせなくて、どうして自分はこんな状況に置かれているん…