生化学

指の皺と私のこころ

湯船にずっと浸かっていると、指に皺ができてくる。その皺をぼんやりと見ていると、二つのことを考えさせられた。 一つは、自分の脳ではなく、生体全体の側から見たら、自分の悩みや喜びなどの精神的な問題と、今まさに刻まれつつある指の皺と、どっちが本質…

多様性と構造と、それから個人

ここ数年、特に一企業や産業、或いは社会を論じる文脈で「多様性」(diversity)の重要性が強調されるのを目にすることが増えた。しかしその中の多くはビジネスに関するもので、多様性がイノベーションをもたらすとか、もうちょっと小利口な理屈をつけられて…

「機械的なものvs人間的なもの」の胡散臭さについて

人間と機械 ある通念とそれに対する懐疑 最も機械らしい存在としての人間 部品の数 集合で考える (中国の食品工場の生産ラインの一部。出典:中国北京の食品工業:燕京ビール公司・三元食品公司;鳥飼行博研究室) 人間と機械 ある通念とそれに対する懐疑 人…

分野横断的民主主義

みんなでやるか、一部の人にやってもらうか 集団の情報処理についての2つの論文 いろいろなところに潜む、集団による情報処理 まとめ TPPに参加すべきかどうか、原発を廃炉すべきかどうか、米軍基地を辺野古に移設すべきかどうかなど、世の中にはいろいろな…