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『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』(1巻)を読んで

 

 買いました。グノシーで下の記事を見てどうも気になってしまった。笑


『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』のサブカルおしゃクソ感がまじやばい!! - マンガHONZ

 

浅野いにおさんの作品はバイト先の以前の同僚だった人に紹介されたおやすみプンプンがきっかけで知った。全部読んで、その後ブックオフで売ってしまったけど、また買い直そうかなと思うようになった。そして思い返せば高校時代のクラスメートの男子が『ソラニン』を読んでた。今思えばこれが「きっかけをつくるためのきっかけ」だったのかもしれない。

 

さて今回の『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』

 

現実に存在している色々な人やモノがパロディ化(?)されて登場する。もちろん作中では「実際の人物、出来事とは一切関…」ということになっている。ちなみに「ひろし君」はけっこう好きだなあと思った。

 

その辺の「作品とリアルとの対応関係」は、まあわかりやすい。8.31は3.11、佐原さんは田原さんなどなど、色々ある。でもそこを掘り下げても個人的には面白くない。だから他の部分を掘り下げようと思う。

 

主人公は受験を控えた女子高生たち。繊細だけどドライでもあり、かつゆるい、そんな「イマドキ」感のある女子高生たちを中心にストーリーは展開する。

 

シュールなものが視界に入っているはずなのに、登場人物はあっさりスルーしてしまう、その感じは「プンプン」の頃から引き続き健在のようだ。

 

「作中の登場人物は華麗にスルーしているけれども、読者にはハッキリと感じられる違和感」を利用することで、よくも悪くも人間は慣れてしまう生き物であることがじわじわと伝わってくる感じ。時間がたてば、繰り返されれば、周りが焦らなくなれば、他のパターンと同じように扱われていれば、人はどんどん慣れていく。非日常として始まったものが、いつしか日常にとりこまれていく。

 

「空を自由に飛べたらどうする?」

 

そんな素朴な「もしも」的な夢・空想が、この作品の中でどれくらいの強度をもち続けられるのか。

 

アルバイトで中学生や高校生を見ているからどうしても彼ら彼女らと登場人物たちを比べてしまう。似ているところ、似ていないところ。

 

彼ら彼女らはタケコプター」にワクワクするだろうか。いや、タケコプターでなくても、現実の飛行機でもいい。そういうものが、自分の経験する世界の中で特別な存在感をもつものとして君臨している、というようなことは、最近の現実世界ではありうることだろうか。(ちょっと久々にこういう雰囲気の文章書いてるな、自分…。笑)

 

意外と簡単に征服できるように思えてしまう「侵略者」。

はき違えた責任感を押し付ける傲慢さに鈍感で、偏った情報に踊らされてしまっていることに気がつかないでいる人。

わけもわからず「とりあえず○○だからいいんじゃね?」と団結する人々。

 

色々なものが描かれている。これからの展開が楽しみだ。ちなみに第2集は来年の上旬発売予定らしい。なんとも待ち遠しい。