日本人として何かを見ること

電車でバイト先へ向かう時、淡いピンクから淡い水色へとグラデーションをなしているような空を電車の窓からぼんやり見ていた。その空は多くの建物の稜線に縁取られ、その隙間から辛うじて覗くような空である。 私はそこで、いわば「空の同一性」とでも呼ぶようなものについて思いを巡らせることになった。古人が眺めた、或…