社会契約論と代議制を別れさせ、社会契約論の新たな伴侶を探す

ジャン・ジャック=ルソーの社会契約論(Social Contract Theory)とジョン・スチュアート=ミルの代議制(Representative Democracy)は、必ずしも論理的に結びつかない。今では運命の赤い意図で結ばれた男女のごとく結びついているが、そこに運命の赤い糸はないと思う。みんなのことは一般意志で決めようというのがルソ…