内省

コラーゲンとコラーゲンペプチド

コラーゲンの効果 アップデートのきっかけを発見 反証可能性とアップデート ハイパーリンクの島宇宙 時代遅れの「常識」をアップデートしないまま素朴に信じ続けることについて、訪問販売員の方とのやりとりを通して私が学んだことについて、自戒を込めてこ…

新書とハイパーリンクとランク付け

時間軸上の棲み分けの混乱と短期ブラックホール 読書のカリキュラム ハイパーリンクの哲学 検索への欲望と検索についての他者の欲望 時間軸上の棲み分けの混乱と短期ブラックホール 加計学園、東芝、SMAP解散など、不祥事や事件が起こると専門家は原因追求、…

コンコルドの誤謬の抽象化

尾崎豊のとある曲の中の表現から 3通りの抽象化 コンコルドの誤謬とは 形式的な表現 コンコルドの誤謬の抽象化 迷路についてのイメージを媒介とした抽象化 過去の記事を用いた説明 抽象化の過程 形式的な表現 抽象化を重ねる 経験から得られたことを整理する…

笑うことと面白いこと

笑いはするが面白いとは感じないこと:アキラ100%とPPAP 笑いはしないが、面白いとは感じること:『自民党』と『経済成長の果実』 笑うことの良し悪し 要するに何が言いたいのか 笑うかどうかと面白いかどうかは別のことだと私は考えている。理由はいたって…

何のせいだと考えやすいか

心の中の綱引き 個人の綱引きと集団の綱引き では結局どう考えれば綱引きは公平になるというのか 自分自身のことについてうまくいかないとき、その原因を考える。そのとき、自分にはどうにもできない要因(以下「要因A」とする)と、自分にはどうにかできる…

植物の生と動物の生

『置かれた場所で咲きなさい』という本がある。渡辺和子さんというカトリックの修道女の方が書かれた本で、2012年に単行本が発売されて以来、はじめはそれほどでもなかったように思うが、去年などもけっこう話題になり、文庫化もされ、今や200万部を超えるミ…

クリスマス

久々の投稿になる。前回の投稿から何冊か本を読んだり、考えたりしたこともあったが、特に文章にしたりはしないまま、27歳だった私は誕生日を迎えて28歳になり、気づけばもうクリスマスである。 さて今年のクリスマスイブは去年とは違い、あえて仕事を休んだ…

出合った相手ではなく、出会い自体とどう付き合うか

アナロジーと等価性 実存から構造へ 他の誰かが通った道 歴史と出会い 浪費と出会い 技術がもたらす出会いの形式 出会いとは別の道 アナロジーと等価性 数学では、マイナスにマイナスをかければプラスになる。このことは環(ring)と順序(order)の基本性質…

ディスプレイと紙

今日は以前から気になっていた喫茶店「三十間」にやってきた。今年(2016年)の1月19日にオープンしたばかりの店ということで、まだ半年も経っていない。もともと銀座にあるお店が青山にも出店したということのようで、店についてからその辺の事情を知った。…

一度通った道が見つからないということ

日曜日の夜だ。京王井の頭線の改札近くのスタバで英語の文法の勉強をしていたのだが、途中からなんだか眠くなってきて、パソコンを開いた。ちょっと最近考えていることを書いてみようと思う。インターネットと記憶について。 インターネットを使って何かの記…

言葉と行動

受験生とその親 カマキリとシロアリ カマキリ シロアリ どういう教訓を引き出すか 黙って行動すること 欲求について 受験生とその親 言葉ではなんとでも言える。けれど人間は、言葉ではわかっていても行動できないことが多い。言葉と行動とはそれほど密接に…

何かを思い出すということ

何かを思い出すということと検索エンジンとの関係について。

天邪鬼と知性

先日、アルバイト先で私が読んでいた本について、同僚とこんなやりとりをした。発言は正確ではないが、概ね以下のように進んだ。 同僚X:「○○さん、『ネット・バカ』読んでるんですか?」 私:「そう。この本が流行ったのは数年前なんだけど、そのときには何…

住宅街と図書館と、それから地球儀:モデルの意味

ロードバイクで住宅街の中を走っていると、自分のいる道と交差する道が次から次へと現れる。それぞれの道は自分のいる場所からずっと奥に向かって伸びており、その両側にはたくさんの家が立ち並んでいる。 小さい頃、図書館で本を読み漁っていたとき、あるい…

ゲームとメタゲーム

たいていのゲームには、「そのゲームに勝つ(負ける)ことによって」という形で勝敗が決まる「メタゲーム」が存在すると私は思う。親が自分の子どもとの勝負(何かもっと具体的な例を挙げるべきなのだが、あいにく思い浮かばない。各自で適当なものを当ては…

X=746

1から始まって、その次に2がきて3がきて、数はどんどん増え続ける。今ではもう1000をゆうに超えてしまったことだろう。そしてこれから先も、この数はどんどん増え続ける。増えるスピードはゆるやかになっていくかもしれないが、減ることはなく、増え続ける。…

論理的思考よりも大事なことを見落とさない注意力の方が欲しい

SNSも含めネット上をあちこちウロウロしていると、たまに性格診断系のサービスに出くわして、これはまともそうだなと思ったものだけ診断をしてみるのだが、「あなたは論理的思考タイプです」というような結果になることが多い。自分ではまだまだ論理的思考と…

これもひとつの老獪?

本当は答えがわかっているのに、あえて誰かに質問して、その人に答えを出させ、それに賛成するという手順を経ることがある。「自分で答えがわかっているのに、どうしてわざわざそんな面倒を」と思われるかもしれないが、ここに「承認欲求」という補助線を引…

心境の変化

なんだかここ数日の間、いや1、2週間の間かもしれないが、最近自分の中で心境の変化が起こっているのを感じる。それもいい意味で。「心境の変化」というと、はじめのうちは自覚がなくて、だいぶ時間が経ってから「思い返してみればあのとき…」と気が付くもの…

body論

今日はホワイトデーだ。バイトへ行く前に渋谷のヒカリエに寄るのを忘れないようにしなければ…。 さて、世の中には「どうにもならないこと」というのが確実にある。どうにもならないことを無視して、自分に都合のいいように物事を運ぼうとしても、それはうま…

「意識が高いか低いか」なんて考えるだけ時間の無駄じゃないかと思う

トピック「意識高い」について 私がまだ学生だった頃、「意識高い系」と「スイーツ(笑)」の二つをネット上や大学のキャンパス内、あるいはスタバでの会話や電車の中での会話など、いろいろな場所で耳にした。私は福岡県出身だが、地元ではどうも物足りなさ…

階段

両脇には壁も手すりもなにもない、終わりの見えない階段がある。その階段の上にいるのは私だけであって、辺りを見回すと、私の見知った人や、見知らぬ人びとが、それぞれに階段を上ったり下りたり、目を瞑って階段の脇へジャンプして、底の見えない遥か下の…

私と母の仕事に対する考え方をめぐって

先日久々に母と電話をした。話し出すといつも長くなってしまい、だいたい2時間くらいはすぐに過ぎていって、長い時には4時間近く話していることもある。よくもまあ飽きずにこれだけ話が続くものだと自分でも思う。 その電話の中で、仕事について近頃考えてい…

鎌倉時代の公務員(御家人)たちのモチベーション

塾講師の仕事柄、参考書*1で日本史の勉強をしていたら、鎌倉時代(特に元寇の後)から室町時代にかけての御家人は貧しくて大変だったということが書かれていた。最近「モチベーション」という言葉の使われ方がおかしいと思っていたこともあって、この言葉に…

人を測るものさし

人を測るものさしは、学歴と資格とSNS上の発言と、その他に一体何があるのだろう。ある人がいて、その人は本当はどんな人間なのか、どんな可能性を持っているのか、そういうことを直接確かめることができないから、その痕跡、その印になる様なものを探した結…

unlearnとトラウマ

昨日くらいから色々と反省するところがあって、今自分がしている仕事の意義を考え直している。その一連の考察の一部が、ちょうど1本分の記事くらいの分量の内容になりそうなので、ここにそれを切り出して、まとめてみようと思う。 私は現在、アルバイトをし…

自転車

人はどうして自転車でバランスをとって走ることができるのか、現代の科学ではそのメカニズムは未だにわかっていないというのを、以前に何かの本で読んだ。それはとても印象的だったから、今でも覚えている。自転車に補助輪があれば、前後についた車輪は、補…

1275

昨日、自転車で通勤していると、信号で停車したときに前に止まっていたトラックのナンバーが「1275」だった。4桁の数字を見ると、四則演算を組み合わせて10にする…ということもたまにやるけれども、このときはそういう頭の体操みたいなことはしないで、私の…

ページの折れた辞書

高校受験のとき、一番行きたかった高校は偏差値が足りずに諦め、二番目に偏差値の高い高校を選んだ。その決断をする前に、自宅から5kmほども離れた最寄駅の脇にある書店で、一冊の英和中辞典を買った。その辞典は、私が行きたかった第一志望の高校で指定され…

箪笥(たんす)と街路樹

一番上の抽斗(ひきだし)には、手袋やマフラーや帽子の様なアクセサリーや下着を、二番目にはTシャツやワイシャツなどのトップスを、三番目にはボトムスを、その下には…という風に、箪笥のそれぞれの抽斗へ、衣類を仕分けてしまっていく。服を着るときにな…